Q.感動する/した瞬間は?
生徒がこちらの想定をいい意味で超えてきてくれた時です。日頃生徒と接する時、今までの経験から「ここまで深くは考えられていないだろう」と、ある程度想定し指導に当たります。大概その予想は当たりスムーズに指導が進んでいくのですが、たまにその想定を超えて完璧に答えてくる生徒がいます。科目指導だけでなく、コンサルなどでの生活指導でも同様に、私が想定していたよりも深く、高い基準で生徒が日常生活を送っていたと気づかされることがあるんです。そのような場面に出くわすと、素直にすごいなと感動します。また、それらが以前できなかったことができるようになっていたり、態度・精神面の成長があったりすると、非常に嬉しくなります。生徒と接していると、ふとした時にそのような驚きが感じられるので、そこがやりがいにもつながっていると思います。
Q.仕事で意識していることは?
主語を生徒に置くことです。私自身、アルバイト時代からずっと塾で働いてきましたが、成績をあげれた子がいる一方で、自分が関わったが思うように成績を上げられなかった子も多くいました。毎回どうすればよかったのか考えますが、その度に自分の独善的な接し方や視野の狭さを実感します。多くの人がそうだと思いますが、私自身、人に何かを教えるのが好きで塾講師を始めました。ですが、そこには「カリスマ講師」になっている自分に酔っている面があったと教え始めて数年後に気づいたのです。そこから、サービスを利用するユーザーのことを考え、どうすれば求められているものを提供できるかを常に考えながら仕事をするようになりました。おかげさまで、少しずつ結果もついてくるようになり、評価していただく機会も増えました。これからも常にこのユーザーという、最も意識すべき他者のことを考え、修正・改善をしていけたらと思います。
Q.入社後成長した部分は?
まだまだな部分はありますが、スタフリで働かせていただく前に比べて、確実に視野は広がったと思います。働く前は、科目を教える講師というソロ・プレーヤーとしての意識が強く、校舎全体、ひいては会社全体の中で、立ち振る舞いができていなかったように思います。ですが、オンラインスクールというサービスを一から作っていく中で自らの力不足を実感しました。そのおかげで、与えられた環境の中で、自らがどう動いていけばよくなるかということに思いをめぐらすことができるようになりました。